河村たかしさんが名古屋市長になってほぼ1年。『河村市政1年を検証する ~庶民革命の行方・・~』と題するシンポジウムが、2010年5月8日(土)名古屋駅前のウインクあいちで行われました。
このシンポジウムは、弁護士などが組織するオンブズマン愛知の主催でパネルディスカッション形式で行われました。コーディネーターは弁護士の福島啓さん。パネラーは写真家の浅井愼平さんと名古屋市議会議員(自由民主党)のふじた和秀さん、元御嵩町長の柳川喜郎さんの3人でした。
福島さんが「河村市政の理念ともいうべき庶民革命とは?」と問題提起。「私は思想があると思う。王の権力から市民権を得た市民革命の発展形態のひとつととらえる」肯定的に評価しました。
浅井さんは「なぜを忘れた日本人と言っている。革命と言う以上、覚悟がいる。河村さんは少々説明が不足していると思う。なぜ、議員報酬を下げなければいけないのか?なぜ、議員定数を減らさなければいけないのかを丁寧に説明するべきだ」と発言しました。
柳川さんは「今、名古屋では民主主義の実験が行われていると認識している。74:1という議決が多いのは同病相哀れむだが、民主主義は話し合いと説得だ。河村さんにはそれができていないと思う」と述べました。
ふじたさんは「私は河村さんが選挙で獲得した51万票を分析した。彼の人気もあるが、これまでの市政に対する批判票だったと考えた。河村市長の行動力は評価するが、思いついたことをワンフレーズでしゃべってしまう。やはり、説明が不足していると思う」と語りました。
参加者からも質問を集めましたが、質問の多くは議員報酬と議員定数の問題でした。この点について、ふじたさんは「報酬と言っても生活給だ。金額は第三者委員会に決めていただきたい」と述べ、柳川さんは「庶民感覚としては歳費を含めた2400万円は多いと思う」と述べました。
浅井さんは「議員の仕事とは何か?多い少ないという話にしてはいけない。志が一番大事。河村さんも市民の皆さんの叡智を出してほしい」と語り、会場から大きな拍手を受けていました。予定時間を大幅に延長する熱いシンポジウムは、成功だったと言えます。
(伊藤剛)
オンブズマン愛知:http://ombudsman-aichi.org/




















