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ビルの真下で子どもたちが稲刈り体験 - 東京・大手町の就農支援施設で「収穫祭」
(2009年4月13日 00:07)

 総合人材サービスを展開する株式会社パソナグループ(本社・東京都千代田区)は2009年4月4日(土)、東京・大手町で運営している就農支援施設「PASONA O2(オーツー)」で「PASONA O2収穫祭~地下のお米をいただきます」を開催しました。農業を身近に感じ、興味を持ってもらおうと2005年に開館して以来、大都会のビルの地下で農作物を育ててきましたが、今回は初めて小学生までの子どもを対象に、稲刈りから脱穀まで、家庭で食べる米ができあがる工程を体験し、試食する「食育体験」を楽しんでもらいました。

 地下のミニ田んぼには、濃紫米、緑米、赤米など、昔から日本で作られていた古代米の稲がしっかり育っていました。PASONA O2のスタッフが、かまを使った稲刈りの仕方を実演して説明。続いて子どもたちが、ぎこちない手つきで稲刈りに挑戦しました。なかなか一度で刈り取れず苦心している子どもたちもいましたが、スタッフに手伝ってもらったりして無事刈り取り、稲を手に親子で記念撮影をしていました。

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 稲刈りの次は、脱穀です。足踏み式の「千羽こぎ」を使って米粒を外し、すり鉢とすりこぎを使って米粒からもみを取り外し、「とうみ」という器具で風を起こして軽いもみ殻を飛ばして米をより分けるという、昔ながらの作業を子どもたち全員が体験しました。器具は、熱海の農家から借りてきたそうです。

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 最後は、あらかじめ収穫した古代米を混ぜたおにぎりの試食です。子どもたちは、もちもちしたおにぎりをおいしそうに食べていました。

 横浜市から来た小学校3年の田中瑞希さんは「稲刈りは難しくて手伝ってもらったけど、楽しかった。またやってみたい」といい、お母さんのたみえさんも「資料館の古い道具は見学するだけということが多いので、実際に動かして子どもたちが体験できたのはよかったです」と話していました。

 PASONA O2には開館以来、農業に触れる機会のない都会の市民から農業関係者までさまざまな人たち7万人以上が来館し、人工光や水耕栽培など、農業の新しい技術を知ると同時に、さまざまなイベントを通じて農業の楽しさを体験してきました。パソナグループのオフィス移転に伴い、4月7日に移転準備のためいったん閉鎖され、2010年1月以降に同じ大手町でリニューアルオープンします。

(安在尚人)

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