2008年10月18日(土)~19日(日)にかけて、長野県木曽郡木祖村で、県内で働く国際交流員や留学生などを招待する国際交流イベントが行われました。両日ともに、秋日和の晴天が続き、留学生らは心尽くしのホームステイと大自然に心和ませ、山村の秋を堪能しました。2回に分けて、交流の模様をお届けします。
「美しい人・信州木祖クラブ」代表の北條勝彦さん
この国際交流イベントは、北條勝彦さんを代表とする「美しい人・信州木祖クラブ」が世話人となって毎年行なっているもので、今回で5回目。名古屋からの留学生もあわせ、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、スコットランド、フィリピンから18人が招かれました。
初日は、夕方から、村内の自由学院木祖セミナーハウスで歓迎式が開催されました。式に先立ち北條さんが、「今日で延べ90人の外国からのお客様を迎えることになりました。これを機会に、外国人の方にはこれから何度も木祖村へ足を運んでほしい」と木祖村をPR。村内の子どもたちには、「あの人、毛が黄色いなどとオドオドしないで、積極的に話しかけてください」と呼びかけました。また栗屋徳也村長は、「木祖村は3,300人ほどの小さな村で、国際交流まで手が届かないのが現状ですが、村の発展にとっては大事なこと」と、このような機会を通じて木祖村が世界に向けてはばたける村となるよう、抱負を述べました。
北條さんの友人で、スウェーデン在住のジャズピアニスト、ケイコ・ボリュエソンさんが来日中の折、友情出演。「午前中に水木沢を歩いて、まるでスウェーデンにいるような気がしました」と木祖村の印象を語りました。また、招待客を代表して長野県上伊那地方事務所で国際交流員として働くパトリシア・ドーシャーさんが、「互いの文化を伝え合うだけでなく、このようにじかに話し触れ合うことが真の国際交流につながる」と、流暢な日本語であいさつしました。
一晩お世話になる里親さんと。中には里親さんとの再開をなつかしむ姿も
その後、10組の里親さんと招待客が初顔合わせ。夫婦で里親を志願した竹内宏文さんは、「個人でやろうとしてもなかなかできることではなく、こういう機会を与えてもらってうれしい。年がいっても、世界の人と触れ合えることはワクワクして喜ばしいこと」と、里親としての心境を語りました。
木祖村からは小学生主体の「源流キッズ」が、鳴子を手に得意の踊りを披露。週に一度、夜間に村民センターで行っている練習の成果を発揮し、場内から大喝采を浴びました。最後にケイコさんが見事なピアノ演奏で歓迎の気持ちを表現。軽妙なトークとジャズボーカルで世界の国々と木祖村とをつなぎ、村長、里親さんらの大合唱で幕を閉じました。
栗屋徳也村長(右から2人目)も里親さんに混じり、歌で盛り上げる
瞬く星空の下、ある里親さんのお宅では、近所の主婦の応援を得てこしらえられたごちそうを囲み、村人たちが集まって賑やかな宴が開かれました。役場の青年が、一生懸命アメリカ人女性に話しかける姿もみられました。他の招待客らも、手巻き寿司を体験したり、木のお風呂に入ったりして、心あたたまる一夜を過ごしたそうです。
役場の青年も、大はしゃぎ。木祖村名物、甘いトウモロコシも大人気
(浜村良子)




















